デュタステリドは効果の分だけ副作用も強い…?

こんにちは。TOMクリニックです。
突然ですが、AGAの治療を始める上で不安に思われることは何でしょうか?費用や効果など気になる事は多いと思いますが、特に副作用についてのご不安は皆さまが抱えていらっしゃる様に感じます。インターネットで調べてもAGA薬の副作用について、ますます不安になってしまう様な情報が散らばっています。AGA薬の中でも、デュタステリド(ザガーロ)の副作用は効果に比例して強いという内容もしばしば目にしますよね。
そこで今回はAGA専門クリニックとして、デュタステリドの副作用や使用方法について解説します。

◇目次◇

  1. デュタステリドとは
  2. デュタステリドの効果
  3. デュタステリドの副作用
  4. デュタステリドの注意点
  5. 副作用を抑えて得るには
  6. 業界初!デュタステリドのメソセラピー

 

デュタステリドとは

デュタステリドとは主に体内にある還元酵素「5αリダクターゼ」の働きを阻止して、悪性男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン(DHT)」の生成を抑制する成分です。
ザガーロというAGA薬の主成分としてご存じの方も多いかと思いまが、元々はアボルブという名称で前立腺肥大の治療薬として開発されました。前立腺肥大もジヒドロテストステロンの影響で起こる病気ですので、デュタステリドの効果を応用する形でAGA薬としても使用されるようになりました。

デュタステリドの効果

そもそもAGAはヘアサイクルの中で通常3~6年程ある成長期が、ジヒドロテストステロンの影響で極端に短くなってしまうことで、毛髪が細く弱くなり、抜け落ちてしまう病気です。具体的にはジヒドロテストステロンが毛髪の基となる毛母細胞の増殖を阻害してしまう事が主な原因となっています。また先ほどお伝えした、還元酵素5αリダクターゼにはI型とⅡ型の2種類があります。I型は特に頭部の前側、Ⅱ型は頭頂部辺りに多く分布している為、AGA特有の生え際の後退やつむじの広がりといった症状を引き起こします。
デュタステリドの主な効果はAGAの進行を止める事です。デュタステリドには5αリダクターゼのI型・Ⅱ型の両方を制御する作用がある為、前頭部と頭頂部のどちらの薄毛にも効果的です。それだけではなく、ヘアサイクルを正常に戻す力も強いので、発毛やボリュームアップにも効果があるという研究結果も出ています。他のフィナステリドやミノキシジルなどのAGA薬と比べても、複合的に効果を発揮し比較的効果を実感しやすい為、日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインにおいても推奨度Aの評価を得ています。

デュタステリドの副作用

デュタステリドは効果が非常に感じやすいと同時に、副作用も感じやすいという情報もしばしば見かけます。

まず、代表的な副作用は男性機能の低下です。具体的には

・性欲減退(リビドー減退)

・勃起力の低下

・精子量の減少

などが挙げられます。先に述べたように男性ホルモンに影響を与える成分ですので男性機能にも影響が起こる場合があります。ただ、発現率は5%未満と低く、必ず起こるという訳ではありません。
他にも、乳房の違和感(乳房のふくらみ、乳頭・乳房痛)、肝機能の低下という症状が見られる場合もありますので、服用に当たっては必ず医師に相談の上で処方をしてもらうことが重要です。

デュタステリドの注意点

デュタステリドを取り扱うに当たっては注意すべきことがあります。

・妊活中
勃起力の低下や性欲の減退など男性機能の低下の症状の症状が有ると、性交渉が難しくなってしまう可能性が懸念されます。男性の服用自体は胎児に悪影響を及ぼす可能性はごくわずかと言われていますので、特に禁止されていません。

・肝機能の持病
肝機能に関する持病がある場合、デュタステリドを服用することで悪化してしまう可能性があります。もし持病があったり、健康診断などで指摘を受けた経験がある場合は、事前に必ず医師にご相談ください。

・妊娠中の女性、子供
実は胎児の成長にはジヒドロテストステロンが必要なので、妊娠中の女性が直接デュタステリドを摂取してジヒドロテストステロンの生成が阻害されると、胎児が正常に成長できない可能性があるため危険です。また未成年の子供についても、安全性が証明されていない為、現段階で服用は禁止されています。このような理由から、ご自宅で保管される場合は取り扱いに注意しましょう。

副作用を抑えてデュタステリドの効果を得るには

デュタステリドの効果の高さから服用したくても、副作用が気になって断念しているという方も非常に多いかと思います。副作用というのは、服用した成分が全身を巡り、効果が目的とは違った箇所でも発揮されることで起こっています。その為、効果を発揮して欲しい所にだけ届けることが出来れば、理論上副作用が起こる事はありません。
そこで、近年注目されているのが「メソセラピー(注入治療)」です。メソセラピーとは成分を注射などで直接患部に届ける治療で、美容医療などで使用されています。AGAの治療でもメソセラピーを利用することで副作用を抑えて効果を得る事が可能です。また、全身で発揮してしまっていた効果もピンポイントに発揮されるので、これまでの内服薬よりも効率よく治療を行うことが出来ます。

業界初のデュタステリドのメソセラピー

TOMクリニックでは、業界で初めてデュタステリドのメソセラピーを取り扱っています。先ほどお伝えした様な副作用を抑えて、デュタステリドの最大の魅力である前頭部と頭頂部のどちらのAGAも改善できる効果をより効率よく得る事が出来ます。肝機能障害が有る方でもメソセラピーであれば基本的に施術が可能です。また、妊活中でも男性機能の低下の症状を抑えることが可能ですので、性交渉に影響が出るという心配も不要です。

いかがだったでしょうか。TOMクリニックではデュタステリド以外にも6種類のメソセラピーをご用意しています。気になる方はお気軽にお問合せください。
大切なお身体に関わる事ですので副作用についてのご不安はあって当然かと思います。ですが、しっかり仕組みを理解し、ご自身の状況に適した治療をお選びいただければ大丈夫です。その為にも、自己判断ではなく専門のクリニックへ相談してみてくださいね。

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