輸入薬を服用するリスクrisk
輸入薬での健康被害
輸入薬とは、患者様がインターネットで購入した薬のことを指します。最近では、カウンセリングでも「輸入薬で治療している」とよく聞きますが、このような輸入薬で治療を続け、健康被害を受けていることを厚生労働省が発表しているのをご存知でしょうか?
「ヤンヒーホスピタルダイエット」での健康被害
上記のチラシは、厚生労働省が配布している輸入薬での健康被害を注意喚起しているものです。
このチラシでも記載されていますが、最近の事例を一つご紹介致しますと、2018年10月に「ヤンヒーホスピタルダイエット」と称する製品を服用した女性が甲状腺機能亢進や動悸、四肢麻痺などを引き起こす低カリウム血症を引き起こしたそうです。
現在、女性の健康状態は回復傾向にあるようですが、過去には死亡事故にまで至ったケースもあるそうです。
製品名 | 形状 | 健康被害(疑い) |
---|---|---|
ホスピタルダイエット | カプセル剤及び錠剤 (8種類) (カプセル剤:2種、錠剤:6種) |
食欲不振、吐き気、嘔吐、腹部不快感、脱力感、低カリウム血症、過敏症状、倦怠感、頭痛、めまい、腹痛、口渇、睡眠障害等 |
不明 | カプセル剤及び錠剤 (8種類) (カプセル剤:2種、錠剤:6種) |
急性心不全(死亡) |
「MDクリニックダイエット」と称される製品 | カプセル剤及び錠剤 (6種類) (カプセル剤:2種、錠剤:4種) |
死亡(因果関係は明らかではない) |
輸入薬の約4割は偽装品

また、厚生労働省では輸入薬の真偽性を調査しております。インターネットで購入した「ED薬」の成分を調査した結果、約4割は「偽装品」でした。
また偽装品の成分は、有効な成分でないだけでなく、不純物が含まれるものまで発見されたそうです。
偽装品に潜むリスク
リスク① 不衛生な環境での製造
偽装品の製造現場は不衛生で、そこでつくられた錠剤には不純物が混入しやすく、品質管理も全く出来ていません。

リスク② 健康被害だけでなく、死亡事故に繋がるケースも
何が含まれているか分からない物質を服用することによって、引き起こされた健康被害は対処方法がわからないまま放置されがちです。その為、すぐに対処できずに死に至ってしまう可能性が高くなります。
リスク③ 個人情報の流出やスキミングの被害に繋がる
実際にネット購入者から、健康被害だけでなくスキミングの被害にもあったという報告がされています。 また、あなたの個人情報が勝手に使われている可能性があります。
- あやしいヤクブツ連絡ネット
- https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/risk/
プロペシアの偽物も発見中
厚生労働省で取り上げられている内容は「ダイエット」や「ED薬」の為、薄毛治療に関係ないように思われるかもしれません。しかし、最近では製薬会社MSD社のホームページ内で「プロペシア」の偽装品が出回っていると注意喚起しているのをご存知でしょうか?もう薄毛治療薬で、健康被害が出る可能性がそこまで近づいております。
-
「正規品のプロペシア」 -
「偽装品のプロペシア」
薄毛治療薬で起こりうるリスク
このように何も知らずに輸入薬を服用し続けることで「副作用」を発症するリスクが高くなることが考えられます。
もし輸入薬を服用を続け、これらの副作用が発症したとしても、全ては自己責任です。
製品名 | 副作用 |
---|---|
プロペシア | 性欲減退、勃起機能不全、食欲減退、乳房障害、抑うつ症状、下痢、腹痛、頭痛 |
ミノキシジル | 頭皮の炎症、血圧低下、心拍数の増加、頭痛、めまい、体重増加、むくみ、多毛症 |
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