20代　薄毛

2021.4.8
AGA

以前では、30・40代の患者様からのご相談が中心だったのですが、
近頃TOMクリニックにご相談を頂く患者様で20代という方が増えつつあります。
また性別も男性だけでなく、女性の20代の方からの問合せも増えております。

そこで、実際にTOMクリニックにお越し頂いた患者様からの問合せの例や、
20代の人に多い悩みや薄毛の向き合い方についてご紹介致します。

20代のように若い人ほど、利用しがちな個人輸入薬

TOMクリニックにご来院頂く患者様から「輸入薬を服用していた」ということも良く聞きます。
特に20代.30代の方々はネットショッピングに慣れているため
「薄毛治療薬をネット上で個人輸入する」という方も多いのではないかと思います。
また個人で輸入薬を購入することのメリットもあると思います。

≪AGA薬を個人で輸入するメリット≫
・費用が抑えられる
・クリニックに行く必要がない
・プロペシアやミノキシジルなど、自分で薬が選べる

上記のようなメリットが挙げられる為、20代・30代の若年層には輸入薬が人気なのではないのでしょうか？

しかし、ネット上で容易に購入できる輸入薬ですが、輸入薬を服用したがゆえに結果的に薄毛が悪化してしまうケースもあることをご存知でしょうか？

その理由は、輸入薬は医師が処方した薬ではないため、安全性が保障されている訳ではありません。
その為、輸入薬を服用する・しないは自己判断となります。
もし、副作用により体調が不調になった場合、全てが自己責任となってしまいます。

薄毛治療の輸入薬は医薬品であるため、薄毛治療に対する効果が高いことは確かです。
もし、医師から処方される場合は、考えられるリスクに対して必ず説明があります。
万が一副作用など異常が起きた際は医師が対応します。

しかし、ネットで輸入薬を服用した場合、このような副作用などのリスクも全て自己責任となります。
以上のことから、輸入薬を服用する場合は、薄毛を回復することよりも副作用の発症リスクの方が
大きくなっていると言えるのではないでしょうか？

また患者様から「輸入薬を服用したが、効果は無かった」とおっしゃる方もけっこういらっしゃいます。
効果がなかったから、薄毛専門クリニックに行けば薄毛を改善することが出来ますが、
クリニックに行かず「薬で薄毛は治せない」と自己完結してしまう人も多くいます。

その場合、正しい薄毛治療を行ってさえいれば薄毛の症状を改善できたかもしれないのに、
自ら薄毛は治らないと決めつけ治療を諦めてしまう方もいらっしゃいます。
治療自体を諦めてしまうことで、薄毛の症状を放置・悪化させてしまうという
負のスパイラスに陥ってしまう可能性も考えられます。

以上のことから、どの治療方法が自分に合っているのか？を把握した上で、治療方法を選ぶ必要性があると言えます。

20代　薄毛事情　費用がネック

また20代の方の薄毛についてのお問合せ内容を確認すると・・・

≪気になる薄毛部分≫
・分け目
・生え際
・つむじ

20代の方は、他の世代よりもヘアスタイルにこだわりがあり、
カラーリング・ヘアアレンジを楽しむ人が多いです。
そのような20代にとって、周りの人が気づかなくても、
自分自身で髪の毛が「薄くなっている」と感じてしまうことで、大問題となってしまいます。

そして、20代の間に薄毛を予防したい！薄毛の進行を止めたい！という思いが強く、
すぐに行動することが考えられます。
しかし、そこで問題になるのが「費用問題」です。出来ることなら、
あまり費用をかけずに薄毛を治療したいと・・・誰しも思いますよね。
また20代とは学生から新社会人など、さまざまな環境の人がいます。
その為、その思いはなおさら強いと思います。
その為、先ほどお話した輸入薬やネットで評判の高い育毛剤などを購入する傾向にあります。

輸入薬・育毛剤には落とし穴が…

20代にとって価格が安い！ということはとても魅力的ですよね。
しかし、育毛剤の中にも、発毛効果が認められたものがあることは事実ですが、
その多くが医学的に発毛効果を証明された訳ではないということはご存知でしたか？
その為、育毛剤を使用し続けるも、薄毛が回復しなければ費用はかさんでしまう可能性もあります。
またネットの評価だけを鵜呑みにしてしまうと、ご自身の肌と合わないことも考えられます。

もし、ご自身と合わない育毛剤を使用し続けると、頭皮に炎症が起きてしまいより薄毛を誘引・悪化させてしまうことも考えられます。
以上のことから、輸入薬や育毛剤を服用・使用する場合は十分な注意が必要と言えます。
費用やネットの評判だけで購入を決めてしまうのはやや危険と言えます。